🚀 YOLOS (base-sized) モデル
YOLOSモデルは、COCO 2017物体検出データセット(118k枚の注釈付き画像)でファインチューニングされたものです。このモデルは、Fangらによる論文 You Only Look at One Sequence: Rethinking Transformer in Vision through Object Detection で紹介され、このリポジトリ で最初に公開されました。
なお、YOLOSを公開したチームはこのモデルのモデルカードを作成していないため、このモデルカードはHugging Faceチームによって作成されています。
🚀 クイックスタート
このモデルは物体検出に使用できます。利用可能なすべてのYOLOSモデルを探すには、モデルハブ を参照してください。
✨ 主な機能
YOLOSは、DETR損失を使用して学習されたVision Transformer (ViT) です。シンプルな構造であるにもかかわらず、ベースサイズのYOLOSモデルはCOCO 2017の検証データセットで42 APを達成することができます(DETRやFaster R-CNNなどのより複雑なフレームワークと同程度)。
モデルは「二部マッチング損失」を使用して学習されます。具体的には、N = 100の各物体クエリの予測クラスとバウンディングボックスを、同じ長さNにパディングされた正解注釈と比較します(つまり、画像に4つの物体しか含まれていない場合、96個の注釈はクラスとして「物体なし」、バウンディングボックスとして「バウンディングボックスなし」になります)。ハンガリアンマッチングアルゴリズムを使用して、N個のクエリとN個の注釈の間に最適な1対1のマッピングを作成します。次に、標準的な交差エントロピー(クラスに対して)とL1損失と一般化IoU損失の線形結合(バウンディングボックスに対して)を使用して、モデルのパラメータを最適化します。
📦 インストール
このモデルを使用するには、transformers
ライブラリが必要です。以下のコマンドでインストールできます。
pip install transformers
💻 使用例
基本的な使用法
from transformers import YolosFeatureExtractor, YolosForObjectDetection
from PIL import Image
import requests
url = 'http://images.cocodataset.org/val2017/000000039769.jpg'
image = Image.open(requests.get(url, stream=True).raw)
feature_extractor = YolosFeatureExtractor.from_pretrained('hustvl/yolos-base')
model = YolosForObjectDetection.from_pretrained('hustvl/yolos-base')
inputs = feature_extractor(images=image, return_tensors="pt")
outputs = model(**inputs)
logits = outputs.logits
bboxes = outputs.pred_boxes
現在、特徴抽出器とモデルの両方がPyTorchをサポートしています。
📚 ドキュメント
学習データ
YOLOSモデルは、ImageNet-1k で事前学習され、COCO 2017物体検出 でファインチューニングされました。このデータセットは、それぞれ学習用と検証用に118k/5k枚の注釈付き画像で構成されています。
学習方法
モデルはImageNet-1kで1000エポック事前学習され、COCOで150エポックファインチューニングされました。
評価結果
このモデルは、COCO 2017の検証データセットで42.0のAP(平均精度)を達成しています。評価結果の詳細については、元の論文を参照してください。
BibTeX引用
@article{DBLP:journals/corr/abs-2106-00666,
author = {Yuxin Fang and
Bencheng Liao and
Xinggang Wang and
Jiemin Fang and
Jiyang Qi and
Rui Wu and
Jianwei Niu and
Wenyu Liu},
title = {You Only Look at One Sequence: Rethinking Transformer in Vision through
Object Detection},
journal = {CoRR},
volume = {abs/2106.00666},
year = {2021},
url = {https://arxiv.org/abs/2106.00666},
eprinttype = {arXiv},
eprint = {2106.00666},
timestamp = {Fri, 29 Apr 2022 19:49:16 +0200},
biburl = {https://dblp.org/rec/journals/corr/abs-2106-00666.bib},
bibsource = {dblp computer science bibliography, https://dblp.org}
}
📄 ライセンス
このモデルはApache-2.0ライセンスの下で公開されています。