🚀 SigLIP (形状最適化モデル)
SigLIPは、WebLiデータセットで384x384の解像度で事前学習されたモデルです。このモデルは、Zhaiらによる論文 Sigmoid Loss for Language Image Pre-Training で紹介され、このリポジトリ で最初に公開されました。
このモデルはSoViT - 400mアーキテクチャを持ち、Alabdulmohsinらによる Getting ViT in Shape: Scaling Laws for Compute - Optimal Model Design で提示された形状最適化バージョンです。
免責事項: SigLIPを公開したチームはこのモデルのモデルカードを作成していないため、このモデルカードはHugging Faceチームによって作成されています。
🚀 クイックスタート
このセクションでは、SigLIPモデルの概要、用途、使い方、学習手順、評価結果などの基本的な情報を提供します。
✨ 主な機能
モデルの概要
SigLIPは、CLIP のようなマルチモーダルモデルで、損失関数が改良されています。シグモイド損失は画像 - テキストペアのみで動作し、正規化のためにペアワイズ類似度のグローバルなビューを必要としません。これにより、バッチサイズをさらに拡大できると同時に、小さなバッチサイズでも良好な性能を発揮します。
著者の一人によるSigLIPの概要は こちら で確認できます。
想定用途と制限
このモデルは、ゼロショット画像分類や画像 - テキスト検索などのタスクに使用できます。他のバージョンや関心のあるタスクについては モデルハブ を参照してください。
📦 インストール
このREADMEには具体的なインストール手順が記載されていないため、このセクションを省略します。
💻 使用例
基本的な使用法
以下は、このモデルを使用してゼロショット画像分類を行う例です。
from PIL import Image
import requests
from transformers import AutoProcessor, AutoModel
import torch
model = AutoModel.from_pretrained("google/siglip-so400m-patch14-384")
processor = AutoProcessor.from_pretrained("google/siglip-so400m-patch14-384")
url = "http://images.cocodataset.org/val2017/000000039769.jpg"
image = Image.open(requests.get(url, stream=True).raw)
texts = ["a photo of 2 cats", "a photo of 2 dogs"]
inputs = processor(text=texts, images=image, padding="max_length", return_tensors="pt")
with torch.no_grad():
outputs = model(**inputs)
logits_per_image = outputs.logits_per_image
probs = torch.sigmoid(logits_per_image)
print(f"{probs[0][0]:.1%} that image 0 is '{texts[0]}'")
高度な使用法
パイプラインAPIを使用することで、ユーザーが複雑さを意識することなく推論を行うことができます。
from transformers import pipeline
from PIL import Image
import requests
image_classifier = pipeline(task="zero-shot-image-classification", model="google/siglip-so400m-patch14-384")
url = 'http://images.cocodataset.org/val2017/000000039769.jpg'
image = Image.open(requests.get(url, stream=True).raw)
outputs = image_classifier(image, candidate_labels=["2 cats", "a plane", "a remote"])
outputs = [{"score": round(output["score"], 4), "label": output["label"] } for output in outputs]
print(outputs)
より多くのコード例については、ドキュメント を参照してください。
📚 ドキュメント
学習手順
学習データ
SigLIPは、WebLIデータセット (Chen et al., 2023) で事前学習されています。
前処理
画像は同じ解像度 (384x384) にリサイズ/リスケールされ、RGBチャネル全体で平均 (0.5, 0.5, 0.5) と標準偏差 (0.5, 0.5, 0.5) で正規化されます。
テキストはトークン化され、同じ長さ (64トークン) にパディングされます。
コンピューティング環境
このモデルは、16個のTPU - v4チップで3日間学習されました。
評価結果
CLIPと比較したSigLIPの評価結果を以下に示します(論文から引用)。

BibTeXエントリと引用情報
@misc{zhai2023sigmoid,
title={Sigmoid Loss for Language Image Pre-Training},
author={Xiaohua Zhai and Basil Mustafa and Alexander Kolesnikov and Lucas Beyer},
year={2023},
eprint={2303.15343},
archivePrefix={arXiv},
primaryClass={cs.CV}
}
📄 ライセンス
このモデルはApache - 2.0ライセンスの下で提供されています。